Cocos2d-xでiPhone&Androidアプリ開発記8 開発の流れとアプリ申請

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Cocos2d-xで初めてのアプリを公開しました。AndroidとiPhone両方でリリース。英単語ギズモという名前のパズルゲームです。iOS版はこちら。アプリ開発としてはiOSのScreenshot Maker Proに続いて2本目です。こちらは現在6万ダウンロード弱です。

今回Cocos2d-xを利用したのはAndroidに対応させたい為。せっかく作るアプリなので出来る限り広いマーケットで公開したい。Screenshot Maker Proの国内ダウンロード数は全体の8分の1ほどなので、できればリリースは世界に向けるべき。というわけでAndroidとiPhoneで英語版と共にアプリ公開する手順を。

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開発言語とアプリの仕様

logo開発言語はUnityかCocos2d-xか迷いましたが、開発するアプリの規模からCocos2d-xを選びました。個人アプリ作家の最初の一歩としてUnityはやや本格的過ぎるかなと。Unityは今後の課題です。

しかし結果的にCocos2d-xを選択して良かったと感じてますし、これからもメインのフレームワークとして使いたいと思ってます。

収益モデルは有料だとダウンロードすらされない危険があるので無料+広告です。

アプリ完成後のローカライズがスムースに運ぶように、最初から英語版を意識して開発します。

ターゲットデバイスが全タブレットになるのでボタンの大きさなどのUIはレスポンシブな設計が求められます。デバイスの大きさが変わっても大丈夫か?という点は常に意識しておきます。WEBデザイン経験者はより柔軟に設計できると思います。

 

開発に必要なもの

AndroidとiPhoneアプリの公開にはデベロッパー登録が必要です。

iOS Developer Program年間参加費7,800円
Google Play デベロッパー登録初回のみ25ドル

iOSの参加費は毎年発生するので、少なくともそれをペイできるくらいは稼ぎたい所。Google Playの価格は良心的ですが、アプリ審査がないので混沌としており、結果的にライバルが多いマーケットになっているようです。

今回初めてEclipse(ADT)によるAndroid開発に触れましたが、OSXのiOSシミュに比べると、Androidエミュは私の環境では激重でした。iOSはシミュを使っても開発できますが、Androidは実機が必要です。

Cocos2d-xの書籍

私は取得効率を考えて次の2冊を厳選して購入しました。

この2冊は何度も読むことになりましたし内容的にもオススメです。アプリは一本作り終えるまでに沢山の壁がありますが、大部分が網羅されていました。

 

アプリを完成させる

私はXCode+iOSシミュで開発を進めました。慣れの問題とも思うので、Eclipseに慣れている方はそちらでも良いと思います。

開発全般にわたってalbatrus.comさんの記事が大変参考になりました。ありがとうございます。

albatrus.com

アプリ完成後にAndroid対応をすると、動かない場合に特定が難しいので、ある程度形になったら早め早めに対応したほうが良さそうです。

一つのソースでiOS&Androidに対応できるのがCocos2d-xの売りとはいえ、「細かい部分で別々の対応が迫られるだろうな」と想像してましたが、良い方に裏切られ、ソースはそのままNexus7で動きました。凄い。

アプリの基本部分が完成してからも、広告組み込みやアプリ登録、ASOなどやることは山積みです。広告やローカライズは基本的にOSに依存するので、iOSとAndroidでは方法が異なります。

 

広告を組み込む

iPhoneの広告はiAD+Admob。AndroidはAdmobのみを組み込みました。これらはAdMobメディエーションによって一元管理できます。方法はこちらをご覧ください。

  1. admob
  1. top

 

ローカライズとアイコン

iOS&Android兼用のローカライズ方法など、詳しい方法は下の記事を参照してください。あとアプリ登録に必要なアイコンやスクリーンショットも作成していきます。

  1. gizmo

 

アプリの申請

iPhone

いよいよアプリ登録です。iPhoneはiTunes Connectから申請します。英語版を基本として登録します。説明文やサポートページURLは審査中でも変更できますが、検索キーワードはバージョン単位でしか編集できないのでよく考えて。詳しくは下の記事を。

Mac初心者のiPhoneアプリ開発記9 アプリ申請までの道

Android

今回、初めてAndroidアプリの登録を行いましたが、iPhoneに比べると審査もないので簡単です。Google Playに置かせてもらうだけという感じ。登録はGoogle PlayのDeveloper Consoleから行います。下の記事がとても参考になりました。

よく分かる!Android アプリのリリース手順のまとめ | アドカレ2013 : SP #20 | Developers.IO

 

ASO-アプリストア最適化

SEO(検索エンジン最適化)のようにASOという言葉があります。アプリストア内でも検索エンジン対策をしないと上位に表示されないということです。

App StoreのASO

iPhoneアプリ制作者必見!本気でApp Storeの検索順位を上げるための、11のランキングアップ術 | Find Job ! Startup

Google PlayのASO

Androidアプリ制作者必見!本気でGoogle Playの検索順位を上げるための、13のランキングアップ術 | Find Job ! Startup

面白いのは、Google PlayのASOはWEBからの被リンクも影響するそうです。というわけで、このようなアプリ専用のサポートページも用意しておきましょう。

無料パズルゲーム 英単語ギズモ For iPhone&Android

サポートページの作成にはiPhone Screenshot Makerが便利かもしれません。

 

バージョンアップ時の注意

iPhone

iTunes Connectで登録した新しいバージョン番号と、Identity内のVersionとBuildの両方の数値を合わせる必要がありました。

1

Android

apkアップロード時にAndroidManifest.xml内のversionCodeの数値を増やさないとアップロードに失敗しました。

Mobile Dev. (Android + Java) » 公開時、versionCodeは必ず増えていなければならない

 

作成したアプリ

3

初めてのCocos2d-xということで、何ができるか模索しながらでしたが、英単語ギズモは見た目フラットデザインでゲームっぽくないです。

約28,800語の英和辞書を内蔵しており、暇な時にサクッと遊びながらボキャブラリーが育てられるような実用的なゲームを目指しました。

設定画面にスワイプで移動とか、カラーテーマの変更とか、Cocos2d-xでこんな事ができるという参考にもなると思います。

Cocos2d-xはスプライトやパーティクルなどゲーム用フレームワークですが、ツールのようなアプリもいけそうです。

Get it on Google Play

 

 

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