本をばっさり売ってみて

alien

先日、所有してる本をばっさり処分した。処分といってもほとんどは近くの古本屋へ。Amazon買取サービスも利用した。全部で200冊位だったか数千円になった。また読むかもと思っていたが、ほぼ読み返した本はなかった。

読みたい本は次から次へと出てくるので、一度読んだら読み返すことは殆どない。という事に気づいたのだ。新しい情報を消化するのに手一杯。

PC関係の技術書にしても、しばらくは辞書のように肌身離さず。という状態になることもあるが、1年もすれば情報は古くなり最新情報をネットで探すことになる。よほど濃い本は売らずに残したけど。

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収集癖は物欲?

本をコレクションしていた気持ちもあった。埋まっていく本棚は自分が吸収した(わけではない)知識のようで嬉しかったし、ただ漠然と背表紙を眺めている時間もよくあった。本が好きなら、この収集癖ってとても自然な現象だと思う。できればいつかのために所有しておきたい。という大義名分ではあるが、単純な所有欲とも言える。

20代の頃はCDも同じようにコレクションしていた。それなりの金額をCDにつぎ込んできたが、全ての音源をiTunesで管理するようになったとき、私のCD収集は終わりを告げた。「たまにはCDプレイヤーで聴くか」なんて気分にもならず、音楽はPCでしか聴かなくなった。嬉々として集めたCDコレクションはホコリをかぶったまま。

音源に関しては、レコード・カセット・CD・MD・HDDとメディアが変化してきたのだから仕方がないのかもしれないが、CDや本には、モノとして所有しておきたいと思うような、それはジャケットとか装丁が素晴らしいといった、そういう部分がある。本棚やCDラックに入れておいて、好きなときに眺めてニヤニヤしたい。

 

映画パンフレット < 美味しい食事

しかし最近になって、とはいうものの見返すことなんて殆どなかったなと、ようやく自分の事が分かってきた。音楽はHDDに入ってればいいし、本も電子書籍でいい。もっといえば図書館でいい。どうせ読み返すことは滅多にないんだし。

そういえば昔は映画のパンフレットも必ず買っていた。親には「そんなん買うくらいなら美味しいご飯食べに行く方がいい」とよく言われていたが、そうだなぁ。今ならその価値観もよく分かる。結局は芸術や知識欲といったものより、今この瞬間を充実させることに価値を置いてきているのかな。

 

 

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