生徒が傷つかないために傷つける

「傷つかない技術」を体験した授業を読んで、複雑な気分になった。

ぜひ原文を読んで欲しいが、説明すると「アートスクールの先生が、3ヶ月かけて生徒に作品を作らせるが、発表直前に生徒自らに破壊させ、社会の厳しさとプロ根性を教える」というもの。短くすると非道な感じが際立つが、生徒に強くなってもらうために嫌われ役となった先生として感謝されており、元記事にある先生の写真からは芯の強い優しさを感じる。

プロならダメ出しに屈するな。という事を教えるためとはいえ、学校でそこまでする必要があるのかというのが感想。ビジネスならダメだった理由がある。自分に落ち度はなくても、上司に嫌われてるとか、単純に市場とのタイミングが合わなかったのかもしれない。しかし何かしらの理由があるだろう。

理由があれば、理不尽さを乗り越える思考ができる。

3ヶ月かけて作った物に宿る思いを考えると、社会の厳しさを教える為という理由だけで、見ることなく破壊させるのはやりすぎ。

でも良いのだ。根底の生徒を思う気持ちが本物ならば、生徒はついてくるのだから。私には記憶に残ってる授業はほとんどないから、こんな強烈な事が出来る先生はすごい。

 

 

スポンサーリンク