木を見て森を見ず

先日、いつもの散歩道である名古屋のセントラルパークで、樹木の間引きが行われていた。場所はテレビ塔の北側に位置するリバーパークという所。セントラルパークもテレビ塔から北は人影も少なくなり、少し寂しく感じる。

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ここに越してきて1年たたないから、散歩していると色々な発見があって面白い。都市を維持する為に、あらゆる場所で整備が必要なんだなぁと感心する。

大きな立て看板に間引きの案内があったので、そこで初めて知ったのだが、ケヤキ・クスノキ117本中25本(約21%)に対して行われたらしい。
名古屋市:久屋大通公園(暮らしの情報)

間引きされるケヤキは樹齢40年くらいなのかな?全然わからないが、そこに宿る植物としての命を考えると、少し可哀想な気がして、間引きされる予定のケヤキに、お疲れ様と触ってみた。

そこで思い出したのは、いつかブログの記事にと覚えていた、この文章。

植物ベイマツ(ダグラスファー)が形成するオンラインコミュニティ: とみー

森林の木々は地上から見ると一見バラバラに生きているようだが、実は地下でお互いの根が複雑に絡み合い、ネットワークを構築して助けあっているという内容。地下では、最も大きく古い木々がハブとしての役割を果たし、炭素や窒素や水の転送が行われているようなのだ。

こうなると間引きに対する気持ちも変わってくる。そこにあったのは117本の独立した木々ではなく、1つの大きな生命体だったのだから。

今までは散々とした木々の中を散歩しているイメージだったけど、この出来事をきっかけに、1つの生命に包まれた中を歩いている気がして、そこを通るのが少しだけ楽しくなった。

Mycorrhizal Networks – Botany Photo of the Day

 

 

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