おとなのけんか

2011年に公開されたコメディ映画で、戦場のピアニストのロマン・ポランスキー監督。

コメディといっても上品なというか大人のコメディって感じ。ジョディ・フォスター主演。ジョディ・フォスター変わんないなぁ。

原題はCarnage(虐殺)。

あらすじは11歳男子が木を振り回したら同級生の顔に当ってしまい前歯が2本折れる怪我に。親同士の話合いで建前が崩れていく過程を描く。

79分と短くサクッと笑えて楽しい映画。元は舞台なので家の中だけのワンセットです。

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バックグラウンド

怪我した子の親がジョディ・フォスターで一応作家さん。被害者だと感じている。
ジョディ・フォスターの旦那は街の金物屋さんで優しそう。

相手方の両親が謝りに訪れる。加害者になるわけだけど、内心そうは思っていない。
暴力に至る理由があったはずで、子供の喧嘩くらいで騒ぐなと思ってる。
ちなみに旦那は弁護士、奥さんは投資ブローカー。

価値観が180度異なる2つの家庭。

水面下の喧嘩

最初はお互い平和に社交的に和解しようとするんだけど、
お互い言葉の端々が引っ掛かって徐々に険悪なムードに。
さらに弁護士の携帯には同僚からの電話が頻繁に入り、
当人は大きな仕事をやっていると思っているので悪気がなく日に油を注ぐ。

2つ好きなシーンがあって、ひとつは、
ジョディの旦那が失礼な態度に見兼ねて、立派なもんだと茶々を入れる。
すると弁護士が金物屋の仕事内容を質問。そのリアクションが必要以上にオーバーでバカにしてるのが分かる。
バカにされていると気付いても、それに気付かない振りをする金物屋。

この水面下の喧嘩、まさに大人の喧嘩で面白い。

携帯は命より大事

もひとつ面白いなと思ったのは、
旦那の携帯に我慢できなくなった奥さんが携帯を花瓶の中にドボン。
大事なデータが入っていたようで、傲慢だった旦那さんが一変して「俺の全人生が!」と落ち込む。

男性陣はSIMカードやバッテリーを外してと復旧作業に一致団結、女性陣は2人して大笑い。
これ・・・どっちの気持ちも分かるw
大切なデータが入ってたら、たぶん笑えないなぁ。

途中何度も帰ろうとする弁護士一家がその度に戻ってくるとかツッコミ所はあるけど、
男と女、職業による価値観とか、世界共通なんですね。

 

 

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