メキシコの女市長が殺された事件から思うこと

2日前に流れたニュース。考えさせられた。

CNN.co.jp : 犯罪と戦った前女性市長殺害、2度の暗殺未遂も メキシコ

この女性の事は以前どこかのニュースで見て知っていた。

マフィアに夫を殺され、彼女自身も銃撃によって内蔵はズタズタ。記者会見で見せた傷跡は痛々しかった。

それでも、というか、だからこそ私は屈しない。というニュースだった。
眩しいなと思っていた。

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今回の事件は、娘を車で学校に送っていく途中で連れ去られ撲殺されたそうだ。
彼女は36歳。32歳の若さでティキチェオ市長に就任。
彼女が連れ去られ殺されるまでの過程を想像すると言葉がない。

考えるほど希望がない。
政治家は善となって悪と戦うのではなく、善悪のバランスを見て舵取りするのが仕事だとは思う。裏の顔がない政治家なんて逆に信用できない。
彼女が復讐心も手伝い、まるで正義であるように振舞ってしまったのなら反感は買うはずだ。だが殺されるのは狂ってる。

肉体を持つ我々人間は殺されれば終わってしまう。
ならば正義は暴力に勝てるわけはない。

もし自分がメキシコに住んでいたとしても、
悔しい思いを感じながら、表向きはマフィアに従うほかない。
反抗すれば社会的立場に関係なく殺されて終わってしまう。

おそらくメキシコも、悪いニュースだけが世界に流れているだけで、
庶民の生活にマフィアの影響がそれほどあるわけではないだろうが。
子供には「だからマフィアとドラッグには関わってはダメ」と教えるのだろうか。

表裏があるのは別にメキシコに限った訳ではない。
日本だってアメリカだって、程度の差はあれ、表があれば裏がある。
どんなに素晴らしい社会でも、人に個体差がある以上、きっと表裏はなくならない。
正義と悪。正義が正しいんじゃなく、どっちも一緒って考えを少しずつ受け入れたい。

 

 

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