iOSの進化とフラットデザイン

ios_evo

iKuracさんが作成したiOSの比較画像。先日発表されたiOS7のデザインの路線変更ですが、80年代にモダン→ポスト・モダンの流れが起きたように、数年後には再び今の路線に戻ってきそうだなと個人的には感じています。市場は常に変化を求められるので、流行は行ったり来たりを繰り返すからです。

スポンサーリンク

とは言うものの、本日からYahoo!もフラットデザインを採用するなど、商業デザインにデザイナーの主張は関係ありません。今まで多くのデザイナーは、何か安っぽく見える・・・という経験を得て、グラデーションや影付け、ベベルなどのスキルを習得してきていると思いますが、それらは確かに小細工であり本質的に必要な要素とは言えません。

ドロップシャドウやグラデーション、ベゼルなどの使用をやめる。iOS 7の美学はスムースさと層化(半透明化)にあるので、物理的な実物に見えるようなUI成分は重視されない。影つきとか、立体感とか、そういう物理的実物感は再検討を要する〔つまり、やめてほしい〕。
iOS 7のフラットデザインでアプリを開発するための移行ガイドをAppleが発行

iOS7の美学。本質的なデザインへの統一に向けアプリ開発者にも追従を求めるわけですが、このようなデザイン原則が現場にどれほど浸透するのか興味深い所です。派手で目立ったもの勝ちというデザインは常に需要があります。シンプルなデザインは無印良品のように統一されてこそ意味がでますし、一つの例外で全体が崩れてしまうほど繊細です。

日本語のフラットデザインは英語に比べて確実にダサくなるし、シンプルなデザインは一見手を抜いているようにも見えます。フラットデザインの未来は一体どんな結果になるのか?そのうち皆の目が慣れて新しい美的感覚が育つのか?などと考えているものの、デザイナーとしては小細工なしでもダサイと感じさせない感性を磨く他ありません。

 

Evolution of the iOS Home Screens (2007 - 2013) : apple

こちらはモダン→ポスト・モダンの流れと映画について書いた記事。

 

 

スポンサーリンク