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レースカー20,386台のリプレイ同時再生『20k Project』

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波のように押し寄せるレースカー。2万台が同時に走行するL4Bomb4氏による映像『20k Project』。1台1台の動きはユーザーによる実際のリプレイデータなので、それぞれの車同士は干渉しませんので、ライン取りを見ていると統計的な動きも見えてきて、群集アルゴリズムとは一味違った味わい。このレースゲームは『TrackMania』で、20,386台のリプレイデータは同時にレンダリングしたのではなく、一つ一つレンダリングした後に映像的にミックスした模様。根性です。 続きを読む

機械学習でこんなことも。高速流体シミュレーション

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SIGGRAPH Asia 2015で発表された3DCG映像『Physics Forests』。液体や粉が本物っぽく動いていますが、このような映像そのものは特に目新しいものでもありません。この技術の注目点はそのアルゴリズムにあり、通常であればとても時間のかかる流体シミュレーションですが、機械学習の一種であるRegression Forests法を用いて高速化しリアルタイムで演算しているとのこと。機械学習の応用範囲ってとても広いんですね。 続きを読む

ぜひHDで見て欲しい、ゴリゴリ動くパーティクルPV『Sunday』

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ぜひHDで見て欲しい、大量の点(パーティクル)がスムースに動きまわるSissi Radaの『Sunday』という曲のPV。ドーナッツや自転車、ネコなどが動きまわる姿はポリゴンに見慣れた目には逆に新しく感じます。

分かる人にはピンときますが、技術的にはMicrosoftのKinectを使っています。Kinectの入力データをVVVVというビジュアルプログラミング言語でCinema4Dに繋げてレンダリング。最後にAfter Effectsという流れだそうです。 続きを読む

3D油彩シミュレータ

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SIGGRAPH Asia 2015で発表された最新の3DCG映像。オハイオ大学で開発中の3Dで油彩をシミュレートする技術です。カンバスにはオイル特有の凹凸が見えますが、特に注目はリアルタイムの描画で筆の毛一本一本をシミュレート。色の混ざり具合も極めて自然で、筆を押さえつけた挙動も完璧です。

「ソフトウェアでシミュレートできる限界まで来ている」と感じる技術ですが、やはり油彩は筆へのフィードバックが欲しいし、そこはハードウェアの領域で技術的にも難しそう。ならば最初から本物でいいかな。という元も子もない回帰を考えてしまいました。 続きを読む

水彩シミュレータ『Expresii』

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水彩を再現するWindowsソフトウェア『Expresii』。写真を水彩調に変換するアプリやフィルターはありますが、このソフトはリアルタイムで水の動きや色にじみをシミュレートします。10年の歴史があるソフトということで、再現性を地道に高めてきたのでしょう。非常にリアルです。

対応OSは今のところWindowsのみで、GPU性能もある程度必要です。スマホのようにピンチズームにも対応しているので、ペンタブやタッチスクリーンでの動作を推薦とのこと。Macで使いたい場合はBootcampをとのことですが正式対応が待たれますね。 続きを読む

DeepDreamのハッピーな夢

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バンドYears & Yearsの『Desire』のPVをDeepDreamにしたバージョン。Brian Harrisonさん作成です。通常DeepDreamを通した映像は、大量の目や顔が出現して、まるで悪夢のような映像になります。それはインパクトのある映像ではありますが、どこを見ればよいのか脳が混乱し、長くは見ていられない感じがします。

その点このPVは、見ていても(比較的)気持ち良い映像が集められているので、DeepDreamが稀に見るハッピーな夢かもしれません。 続きを読む

超美麗!Unity5のCGパース

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Unity5を利用した建築インテリアのCGパース。いままでCGパースの主流は静止画か動画がメインでしたが、これはUnityでリアルタイムに歩き回れるので、より部屋の感じが掴みやすい。Jey Dさんの作品です。リアルタイムでこれだけの品質が出せるわけだし、Unityの普及率を考えると、今後はUnityが主流になってもおかしくはなさそうです。

Unityは本来ゲームエンジンなので、画面の美しさだけではなく処理スピードも重要です。そのためとにかく品質が重視されるシーンを作る為に様々なテクニックが用意されているようで、Jey Dさんの場合はシェーダーを拡張する『UBER – Standard Shader Ultra』というアセットを追加しているそうです。 続きを読む

凄すぎて意味不明 ニューラル・ネットワークでライティングを後から変更する技術

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SIGGRAPH 2015で発表されたニューラル・ネットワークを用いたイメージベースのリライティングシステム『Image Based Relighting Using Neural Networks』。複数の画像を用意することで、上のGIFのようにライティングをあとから変えられるというテクノロジー。Microsoft Research Asiaからの発表です。

画像を元に3Dモデルを作成しているわけではなく、あくまで画像ベース。影や光沢の変化はニューラル・ネットワークで演算しているようです。3Dではない平面画像から作成されたとは思えないクオリティ。極めて自然で実写としか思えません。凄すぎ。

インプットとなる複数の画像とは、あらかじめ各方向からライティングされた画像で、それを元に中間画像を補完している?と憶測できますが、ライトの特性を掴み出すのにニューラル・ネットワークを用いるのでしょうか。技術の当てもつきません。 続きを読む

エンタープライズD散策ツアー

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スタートレックの宇宙船エンタープライズDをUnreal 4 Engineで再現しているプロジェクト『EnterpriseD 3D Project』。ゲームではありませんが、トレッキー魂が炸裂している超絶クオリティなのでぜひ動画を。エンタープライズDは、セクシーなスキンヘッドでお馴染みピカード艦長が指揮する『The Next Generation』シリーズの船です。

動画はシャトルが艦内に入っていく所からスタート。シャトル内のコンソールやトラクタービームで誘導される点など芸が細かく、シャトル格納庫の出来も凄すぎ。艦内の各部屋から見える恒星の位置の変化などは本編よりリアルそうです。そのうち公式からお声がかかりそうなプロジェクトであります。 続きを読む

妙な気持ち良さ、クリーチャーが合体していくCG映像

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SIGGRAPH 2015で発表された最新の3DCG映像。ピンクのクリーチャーがペタッペタッと同化していく動きが何とも気持ち良い。パーティクル流体による粘体シミュレーションです。

徐々に粘度が変化して同化しなくなる様もとてもリアルです。ところでパーティクルなのに粒っぽさをほぼ感じさせませんが、動画の後半に、水のようにクリーチャーが溶けていくシーンがあり、そこでツブツブ感が認識できます。 続きを読む