グランツ6に不満タラタラだが☆5つ

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先日発売されたグランツ6。PS3のレースゲーム。買いました。あの衝撃的な初代GTから15周年ということで、世間的に一体どれほどの知名度なのか、マリオとまでは言わないがMOTHERとかロックマンくらいの認知はあるかな?とか思いながら感想を。

初回限定盤についてくるブックレット『Beyond the Apex』は前作同様面白い。車関係の工学が広く浅くまとめられており、初回限定を購入するユーザーはある程度コアだろうから、この方向性は的を得てる。が、ここまで計算してるよ!的アピールはやや感じる。

 

というのは、今回から車の挙動が結構変わった。コーナーでタイヤが粘る感じが良くなってる。横浜タイヤやKWオートモーティブと技術提携との事だが、こんだけ挙動が変わるってことは、じゃ今までは何だったの?という事だし、単純に『Beyond the Apex』の工学が全てGTに反映されている訳ではなかった?という懸念に繋がった。

オープニングでやたら月を押してくるなと思ったらイベントで月ミッションがでてきて、いかにもソニーらしいチョイスだなと。挙動アルゴリズムのパラメーター変えるだけで実現できるアイデアだし、いよいよ地球を飛び出した的な進化にもとれるし、アカデミックだし、良いアイデアなんだけどイベントが面白いかどうかは微妙。

 

2

 

ゲームプレイ中のグラフィックは5とあんま変わってなくて、山内一典氏が言ってた「グラフィックの進化で驚きを与えることはもはや難しい」という伏線通りに驚きはなく、細かく見ると、影にぼかしが入ってジャギらなくなったりしてるけど根本的解決ではないし、夕日とか光源の低い位置からの影は、影が楕円の集合で構成されてるのがチラチラ見えたりしてPS3の限界を感じる。

フレームレート60fpsも厳しくなったようで、シーンによってはモロに影響受けてるが、ゲームとしては独走状態になる事が多いので(これも問題ではあるが)それほど気にはならない。オンラインとかやりこむ人には致命的なのかな?

初回限定版には15車種プレゼントがあって、前作同様これを入れるとゲームバランス崩壊するんだけど、そもそもシリーズやり込んでる私そのものがバランス崩壊の主要因なので、そこはアッサリ認めて全部ダウンロードして楽に進めてる。

上の感想はシリーズやってきてるユーザーの感想であって、6では明らかにマニア色の強くなったGTシリーズのターゲット層を広げようとしてて、検定のゴールドも簡単に取れるようになったり、GUIも分かりやすさを優先してきてる。でも15年も続いてる作品だし、若者の車離れが叫ばれてる今、購入者の幅ってもうカツカツなんちゃうの?って気もする。実際の所はどうなんだろ。

 

3

 

今回から様々なコンテンツがダウンロード提供ということになり、ゲーム内で稼ぐお金もリアルマネーで購入できるようになっているようだ。これは今のゲーム全般に言えることだが、こーいう課金システムは個人的に好きじゃない。パズドラみたいなギャンブル要素があるわけではないのでまだ良いが、昔のように最初にゲームを購入した金額に全てを注ぎ込んで欲しい。ここらへんのゲームの価値観は、やっぱ任天堂凄いよねと思う。

オンラインによって修正パッチや追加コンテンツが手軽に導入できるのはユーザーにとっても有り難いが、多少は未完成で発売しても大丈夫という開発陣の甘えが強くなってると感じている人も多いのでは。

GTシリーズは音楽も素晴らしくて、ソニーブランドだけあってラウンジで流れるクラシックの演奏にも抜かりはない。6の音楽はまだあまり聴けてないが、アンダーワールド入ってたのはニヤリ。

なんだかんだ書いたがレースゲームやるならGTでハズレはない。安定の五つ星。

 

 

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