アインシュタインの言葉

アインシュタインのあっかんべー「アインシュタイン150の言葉」から、気に入っている5つの言葉をご紹介します。アインシュタインは20世紀で最も優れた物理学者で、宇宙や世界の成り立ちを研究していました。

彼の研究を、私はほんの少ししか理解できませんが、私よりもはるかに頭の良い彼の言葉は、きっとそのまま信じてもいいような、そんな気がします。

 

人生について

どうして、自分を責めるんですか? 他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだから、いいじゃないですか。

自分を責めている時にふと思いだして楽になれる言葉。自分を責めるということは、何かを思い出して悔やんだりしているわけだが、仏教でも「過去について何度も繰り返し苦しむ必要はない、逆に苦を滅して生きるべき」と教えている。かといって反省をしなくて良いという訳ではなく、バランスが大事。

 

哲学、そして、人間性について

人間の真の価値は、おもに、自己からの解放の度合いによって決まる。

これも仏教に通ずる言葉で、立派な人ほど煩悩(欲)は少ないもの。究極的にはまったく私欲がなくなった状態こそ真に価値があるということになるが、人間味という意味では、クセがなさすぎて面白くないのかもしれない。

 

自然科学とその研究について

われわれは何も知らない。我々の知識の全ては小学生と変わらない。

アインシュタインほどの知性で世の中の仕組みを研究しても、分かることと言えば、底知れない奥深さのみ。研究すればするほど、いかに人類が無能であるかを知ることとなり、われわれの知識、そして他人と知識量を比べたりすることは、世界の神秘に比べれば、どんぐりの背比べだということ。

 

自然科学とその研究について

もし、この宇宙からすべての物質が消滅したら、時間と空間のみが残ると、かつては信じられていました。しかし、相対性理論によれば、時間と空間も、物質とともに消滅するのです。

ちょっと理解しがたいですが、相対性理論から見た時間についての言葉です。

特殊相対性理論とは、自分は車に乗って50キロで走っているとする。反対車線に同じく50キロでこちらに向かってくる車があったとすると、すれ違う時はお互いが100キロに見える。しかし、お互いが光のスピードですれ違った場合、光のスピードの倍で見えるはずなのに、光のスピードでしか見えない。なぜなら光のスピード以上の速度はないから。では、すれ違う時に、片方の光のスピード分のズレはどこに行くのかというと、そのズレは時間に影響していき時間の進み方が変わる。というもの。

今まで時間というのは絶対的なもので、人が関与できないものだったが、光の速度という力を使えば、時間でさえ制御できる。ということは物質ありきの時間という事が分かった!という言葉です。

 

倫理、道徳、宗教について

純粋な者が純粋さを見るところに、豚は汚れを見る。

自戒を込めて。自分が豚にならないように。

 

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