最近の例でいうとTwitterのロゴなども心理学が作用している好例です。新しいロゴはより形がシンプルになって、角度が変わっています。鳥が見上げるような形は、Twitterの持つポテンシャル・輝かしい未来を表しています。潜在的に記憶に残り忘れがたいロゴになりました。
最初のロゴだけだとダサく感じないのに比べてみると断然良くなってる。これ以上望めないと思ってからが勝負。
グラフの細工
この円グラフは、(近くに描かれた)「iPadのシェアを大きく見せる一方で、(遠くに描かれた)「その他」のシェアを小さく見せていることが実感できると思います。さらに、それだけでなく、「データ系列が12時の位置からではなく、1時くらいの位置から始まっている」ことが、「その他」を視点から遠い位置(小さく描かれる領域)へと持って行き、遠近感による(データ比率の)錯覚でiPadのシェアを大きく(2011年から2012年にかけて「その他」が大きく減少しているように)見せることに寄与している、ということがわかります。「自分の視点に近いものを大きく見せ、自分とは遠いものを小さく見せる、という錯覚立体円グラフを最大限に”活用”しているグラフです。
hirax.net::「錯覚立体円グラフに(さらに)データ配置マジック」が混ぜられた「Appleが見せたiPadシェア」
人を騙すようなテクニックだけど、これも結果を出すためのデザイナーの仕事。
ガムの包み紙
スライム味のフィッツはパッケージを眺めて楽しみ、あけて中紙を眺めて楽しみ(青地にスライムの顔プリント)、食べて楽しみ(さわやかライム。美味い)、捨てるときは中紙の顔を利用してスライムを生み出すことの出来る素敵なガム
ドアの鍵締めたっけ?へのデザイン
不安をあおる
不安をあおる:「最近、こんな困った症状はないですか?」
買うべき理由:「その症状を治すためには、こんな栄養が必要です」
商品特徴の紹介:「この商品は、その栄養がたくさん摂れるんです!」
ユーザーの声:「私も使ってます!こんなに元気になりました」
かわいいだるま
25歳の娘さんが発案。香川県伝統工芸品の讃岐一刀彫のだるまをカラフルにしたら注文殺到したそうです。山中象堂「POPダルマ」
物語を届けるしごと
おてもとの豚
そういえば、これ可愛すぎる。こういうさりげないデザインができる人になりたい。