ビール瓶でオリジナルグラスを作ってみた

Coronaの瓶で作ったグラス

先日ライフハッカーで紹介されていたビール瓶でオリジナルグラスを作る方法。コップになるのも面白いけど、ガラスのカットをやってみたい。それに割れた上部は 簡易的なじょうご にもなりそう。キャンプなんかで役立つことがあるかもしんない?キャンプ滅多にいかないけど!

方法は5ステップで簡単そう。ポイントはやはり火を点けてから急冷却するとこか。原理は熱膨張かな?熱くなったところに水でキュキュっと縮んで綺麗に割れるんでしょうか?というわけで、とりあえず全体の流れを確認します。

 

全体の工程

  1. なるべく肉厚のビール瓶で割りたい場所にヒモを巻く。

    ビール瓶にヒモを巻く

  2. ライターのオイルにヒモを浸す。

    オイルにヒモを浸す

  3. 瓶を回しながらヒモ全体に火が回るように。10秒ほどで瓶がひび割れる音が聞こえるはず。

    瓶を回しながらヒモに火をつける

  4. 音が聞こえたら冷たい水をかける。瓶が割れる。

    ビンに水をかけて割る

  5. 紙やすりでなめらかに。

    紙やすりでなめらかに

 

というわけで、用意した材料はこちら。紐はオイルが染み込みそうな物をチョイス。

材料一覧

 

作業開始です

最初は説明通りコロナでいく。説明にあるように割りたい場所に巻きつける。余分な部分はカットしておこう。説明ではオイルを染みこませる工程が入るけど、紐に直接オイルをかける。ZIPPO缶は先端が細くなってるのでかけやすい。

ビンにヒモを巻く

そして火を点ける。作業に忙しくて写真なし。それなりに燃え上がるので十分に気をつけよう。しかし・・・

4秒位で火は消えてしまう。本当は10秒ほどでひび割れる音が聞こえるはずだが、持たなかった。だらしないやつである。つまり・・・紐が細すぎてオイルが十分染みこんでないわけだ。ビンは当然のように無傷。

無傷のビン

 

ということで、さらに太い紐が必要に。ベストはZIPPOの芯のような紐なんだろうか。とりあえず吸収率がよさげな紐で再度トライしてみる。

ヒモを太くして再トライ

ちょっと太すぎる気もするが再度オイルを染み込ませて火をつける。

今度は10秒以上燃える。しかし音はならない・・・。本当は紐のところだけピンポイントで燃えて欲しいが周辺も結構燃えてしまう。音なってないけど水かけたら割れるかもしんないから、水をかけると・・・ピキーン!割れた!

割れたけど亀裂が入る

表は結構綺麗に亀裂が入ったが裏は縦にヒビが入ってしまった。これは・・・たぶんコップとして実用に耐えない感じだ。ヤスリかけてる時に割れるかもしんないし。失敗か・・・。

 

気を取り直し今度はジーマで。ジーマはガラスが厚い。かなり丈夫そう。ということはつまり割るのは大変そうだ。コロナと同じように紐をつける。

厚いジーマのビン

 

今度こそピンポイントに燃えるように慎重に火をつける。しかしどうしても幅広く燃える。たっぷり10秒以上クルクル回しながら燃やすが音はしない。すぐに水をかけても・・・割れない!失敗だ!ジーマ強敵だ!

 

さらに長時間燃やす必要があるわけだが、これより適当な紐はない。今度はたっぷりオイルをつけてトライする。じっくり20秒くらい燃やしてみるが、やはり音はしない。しかし水をかけたら割れた!パキーン!

凶器になったジーマのビン

鋭利になったぞ。。。これを削るには鬼のヤスリ掛けが要求されそうだ。

20分くらい無心のヤスリ掛け。

 

 

 

できた!作業のあとで飲むグレープフルーツジュースは格別だ

ジーマのコップに注いだグレープフルーツジュース

 

まとめ

上手に割るには・・・

オリジナルグラスを作るコツ

  1. ガラスが薄い方が割りやすい。
  2. 紐が細いと10秒持たない。ある程度の太さを持った紐で。
  3. ピンポイントで熱を加えること。それには細い紐がベストだから2とのバランス。
  4. 音がならなくても冷却したら割れるかも。
  5. 綺麗に割らないと鬼のヤスリ掛けが待っている。

簡単そうに思えたましたが、それなりにノウハウが必要でした。2回くらい失敗することを前提で。 自分で作ったグラスは不格好だけど愛着は湧くかも!