古いiPhoneやiPod touchを有効活用できるアプリ。自分だったら何が欲しいかなーと考えたら手軽な監視カメラがいいかなと。で、その手のアプリってもう既にいくつかあるんですが、自分好みの監視カメラアプリを作ろう。ということで作りました『からくりカメラ』。今のところフリーです。
とにかく手軽にポンとiPhoneを設置して、なにか動いたり大きな音がしたら勝手に写真や動画を撮ってくれればいい。これが一つのポイントで、もうひとつは設定やプレビューが遠隔でWEBからコントロールできること。iPhoneを一度設置したら、ずっと置きっぱなしにできるようにしたかった。
あと写真や動画はカメラロールに保存されますが、カメラロールにもWEBからアクセスできるので、何かと便利なアプリになってると思います。
使い方
からくりカメラは画面に変化があった時、もしくは音に反応して、写真か動画を撮ります。
iPhoneを設置したら後はWEBから設定できます。WEBダッシュボードにアクセスしましょう。
もちろんiPhone単体でも動作します。
機能的なところ
オートシャッター&監視カメラ。
映像の変化率、または音声レベルで撮影が自動的に始まります。
WEBダッシュボードから監視&設定もコントロール可能。
古いiPhone/iPadを有効活用。iOS6-対応。
写真/動画に対応。写真には日時も合成できます。
映像の有効範囲を設定可能。
出力解像度、FPS、圧縮率などを細かく設定可能。
セキュリティとしてTCPポートとBASIC認証を設定可能。
WEBダッシュボードの設定項目はこんな感じです。ページ下部でカメラロールにアクセスできます。
TIPS
iPhone/iPadの性能が低く、さらに長時間の連続運用をした場合、メモリ解放が追いつかずメモリ不足になる場合があります。下の方法で負荷を減らしてメモリの圧迫を防げます。
WEBダッシュボードから常時監視をせず必要なときにのみアクセスする
画像解像度やプレビュー更新間隔を減らす
FPSを減らす – FPSはカメラの1秒間の撮影枚数です。例えばFPSが10の場合。1秒間に10回映像が更新されます。映像の変化率の計算も10回行われるのでFPSを減らすことで負荷に大きく貢献しますが動画撮影時のフレームレートも減少してしまいます。基本的にFPSを増やせば映像の変化率は小さくなります。
iOSアプリ からくりカメラ – オートシャッター&監視カメラ