白黒写真や動画をディープ・ラーニングを用いて自動でカラーに変換。Ryan Dahlさんによるプロジェクト『Automatic Colorization』です。Photoshopなどを使えば白黒写真に着色するのは比較的簡単ですが、何色で着色するか?というのは個々人のセンスや知識が問われます。
このプロジェクトは、その部分にディープラーニングを用いることで、例えばりんごなら赤という認識を莫大なサンプルから識別していきます。対象は写真に限らず動画もOK。サンプルではチャップリンのショートフィルムがカラーになっています。
静止画は効果的に機能しているのが分かりますが、チャップリンの動画は全体がセピアになったような感じ。効果の安定化はまだ課題のようですが、進化が楽しみな技術です。