安くて早くて簡単なiPhoneバッテリーの交換方法

iPhoneの画面と内部

最近iPhoneの調子が悪い。電源が急に落ちたりするからiPhoneのバッテリーって換えられるの?と思っている方に、バッテリーの劣化状態の確認から交換方法までをご紹介します。

 

バッテリーが消耗した時に起こる現象

電池の減りがめちゃくちゃ早い

100%充電しても、使い始めて1〜2時間もすると0%になって電源が落ちることがあります。普段通りになんて使ってたら信じられないスピードで電池切れに。

電池の%表示がおかしくなる

電池残量がさっきまで45%だったのにいきなり60%になる。なんてことが起こります。

バッテリーが膨張している

バッテリーの劣化が進むとバッテリーが膨張することがあります。iPhoneの背面が盛り上がってきたら危険サイン。

いきなり強制終了する

普通に使えてると思ってたら、急に電源が落ちるなんてことも。

充電しながらでも強制終了する

充電しながら使えば大丈夫だろうと思ってたらとんでもない。それでも突如電源切れする場合もあります。そうなったらしばらく電源が入らなくなったりもするのでかなりハラハラ。充電しながらでもダメなんだったらもうお手上げですよね。安心して使えません。

 

バッテリーの寿命を診断する方法

上で書かれている症状に一つでも心当たりがある場合は早めにバッテリーの消耗度合いをチェックしてみてください。電池の減りが早いなぁ、と言ってれる間はまだいいですが、充電しながらでも強制終了するとこまできてしまうとすごく困ります。

3つの診断方法をご紹介。スクリーンショットは12月にバッテリー交換したiPhone6で診断した結果です。

iPhoneの設定機能から

iPhone設定機能でバッテリーの状態を表示している

2018年3月に配信されたiOS 11.3には、バッテリー状態の診断機能が追加されています。こちらでもバッテリーの劣化状態や新品時と比較したバッテリーの最大容量などを診断することができます。ちなみに私のiPhone6の診断結果は94%と出ました。まだまだ健康そう。

バッテリーの消耗度合いのチェックできる『Batter Care』

アプリを使って劣化状態を診断する方法もあります。

Battry Careでバッテリーの状態を表示している

アプリを起動するとバッテリーの劣化状態をパーセンテージで表示してくれます。

iPhoneの設定機能からの診断と同じ結果がでたので正確のようです。

Battery Life

こちらもバッテリーの状態を教えてくれます。

Battery Lifeでバッテリーの状態を表示している

結果は劣化度合い3%で、現在の最大容量は97%という結果に。iPhoneの設定機能からの診断結果と比較すると3%の誤差がありました。

 

バッテリーの交換方法3つ

Apple StoreやAppleの正規修理店で交換する

これが一番正統派だし安心ではあるかなと。この方法を選んだ場合、AppleCare+の保証に入ってるかどうかで修理料金が変わってきます。

AppleCare+に加入してる0円
AppleCare+に加入していない8,800円(※iPhone6以降の端末は2018年末まで3,200円)

電池の劣化したiPhoneの性能を意図的に下げていたことを認めたAppleが、iPhoneのバッテリー交換の費用を値下げすることを発表。AppleCare+に加入してないと8,800円の修理費用が必要でしたが、2018年末までの間だけ値引きされた3,200円でバッテリーの交換が可能になっています。

12月末までとはいえ、3,200円だったらAppleにお願いしてもいいかなという気もしますが、iPhoneが手元に戻ってくるまでの時間の振れ幅が大きいみたい。店舗にバッテリーの在庫が無い場合なんかは一週間ほど待たされることもあります。こういう部分はちょっと面倒かなとは思いますね。

さらに、海外ではこんな事もあるみたい。

減額のはずなのに!Apple、iPhoneのバッテリー交換希望者に3万円以上請求のスクリーンショット減額のはずなのに!Apple、iPhoneのバッテリー交換希望者に3万円以上請求

iPhone専門修理店で交換する

非正規のiPhone専門修理店にお願いする方法もあります。私も前回バッテリー交換で利用したんですが、iPhone6のバッテリー交換が3,000円程度で出来ました。15分くらいでできるので非常に負担が少なかったです。

ただし、非正規のiPhone修理専門店を利用する場合、店舗や端末によって修理金額が違ってくるので、事前に調査するのが無難です。

自力で交換する

自分で交換なんてできるんだろうか、と思うかもしれませんが、これができちゃうんです。 2,000円程のバッテリー交換キットを使えば自分で交換することができます。この方法が一番安くすむ方法かと思いますが、初めてだと戸惑うこともあるかもしれません。

 

バッテリーの劣化を助けてくれるモバイルバッテリー

最近電池の減りがはやいな、でもバッテリー交換するほどではない気がするよ。という場合に役立ってくれるのがモバイルバッテリーです。かさばらないので持ち運びしやすく、一度使うと手放せなくなってしまいます。

Ankerのモバイルバッテリー

おすすめはAnkerのPowerCore10000。フル充電すると4回分使うことができます。私もこれを使ってるんですが、電池残量に困ることが無くなって重宝してます。

Anker モバイルバッテリー 商品イメージ

Anker PowerCore 10000 (10000mAh 最小最軽量 大容量 モバイルバッテリー) iPhone&Android対応 *2018年6月時点 (ブラック)

 

結局私がオススメするのは

3つの交換方法をご紹介しましたが、iPhoneに関してなら私はiPhone専門修理店での交換がおすすめかなと思います。※AppleCare+に入ってない場合で考えています。

Appleにお願いするのは正規で安心だし、12月末までは3200円で交換できるとはいえ、バッテリーの在庫が無いことなどによりiPhoneの返却に時間がかかる場合に面倒です。次に、自力で交換も確かに可能ですが、私にとってiPhoneはライフラインと言っても過言でなく、もしも何かミスをした時は非常に痛手。

これらのことから、近辺のiPhone専門修理店の金額をリサーチして、目星をつけた修理店に持っていくのがいいかなと思いました。