アパートで隣の部屋がうるさいとき、自動でリベンジしてくれるマシン。マイクで音量レベルをピックアップして騒音が一定時間以上続いたらこちらも爆音で対抗。このマシン、動画では正常に機能はしていますが、隣人は特に静かになった様子もなく、こちらも騒音を出す分もっとうるさくなるという自体に。しかも隣人とトラブルに発展しかねないので、素直に管理者に連絡したほうが・・・というツッコミは夢がないかな?
これが騒音復讐マシンだ!
そもそもArduinoって?
動画で使われているArduinoとは、各種センサーをプログラマブルに制御できるデバイス。上の動画の騒音復習マシンはマイクをセンサーとして、騒音がある一定以上のレベルで長時間続いたら、CDを再生するプログラムが組まれています。
Arduinoの何が画期的だったかというと、USB端子がついているので、パソコンから簡単に制御プログラムを送って各種電子センサーを制御できるようになったところ。それまでの制御ボードは、シリアルポートという端子が使われていました。
そしてイタリー製でおしゃれ
加えて、これは別に性能とは関係ないのだけれど、電子制御のなぜか暗いイメージとはかけ離れて、キャッチーでおしゃれにデザインされてる。基盤もかわいいと思いませんか?
難しそう?いえいえ簡単です
電子機器ってゴチャゴチャと難しそうだけど、Arduinoはハードに馴染みがない人でも簡単に使えるように設計されている。
上の写真を見ると、小さな数字がふられた端子が並んでいるのが見える。これがもうゴチャゴチャしてるのは確かなんだけど、ざっくり上はDIGITAL信号のインプット/アウトプットを受け持つ。右下はANALOG信号のインプット。そして左下は電源。これだけ。
ON/OFFスイッチのような信号はデジタルのどこかに繋げば良いし、各種センサーはアナログに繋げば、その数値がプログラムから扱える。あとは繋いだ電子パーツに応じて適当な抵抗をつければOK。これがArduinoの全貌です。
面白い発想にはセンサーが命
Arduinoは結局のところ、各種センサーをインプットとして、その数値を元に、LEDやスイッチを制御するデバイスなので、センサーを上手に使いこなすことが面白いアイデアの基礎になってくる。
例えばRSコンポーネンツで購入できる振動センサーや湿度センサーを使っても面白そう。
ちなみに下のセンサーはCdSセルという名の光センサー。明るくなると抵抗値が小さくなる。面白いのはCdSセルは人の目に近い特性があって、緑色の光に対して感度が高い。
センサーもよく見ると宝石みたいでキレイですね。