「動画配信サービスが流行ってるけど、レンタルで十分かな」と思っていましたが、レンタルDVDとは違って待つことなくすぐに見れるのは便利です。
でもサービスが乱立してて一体どれを選べばいいのかよく分からない。というわけで今回は人気の動画配信サービス5つを、映画の取扱いに重視して比較してみました。
Netflix
全世界で会員1億人超えを誇るNetflix。たしかに「動画配信サービスといえばNetflix」というくらい、よく耳にします。
アメリカでは「ドラマの視聴方法で1番多いのはテレビではなくNetflix」というほどの人気。もうそんな時代なんですね。Netflixは洋画や海外ドラマはもちろん、オリジナルコンテンツが充実していることが特徴です。
料金プランは下の3パターン。
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
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月額料金(税抜) | 650円 | 950円 | 1,450円 |
画質 | SD画質 | HD画質 | HDまたは4K画質 |
同時視聴可能な画面数 | 1 | 2 | 4 |
やっぱりHD画質は欲しいところですね。
CHECK
追加課金なしが嬉しい!
他社は月額料金+課金しなければ見れない作品があったりしますが、Netflixは追加料金無しで全てのコンテンツが視聴可能です。追加課金しなくていいのは気持ち的に楽です。
海外ドラマに強いNetflix!
歌手のセレーナ・ゴメスが製作総指揮を執ったことで話題になった「13の理由」や、1987年から1995年にかけて放送された「フルハウス」の続編「フラーハウス」。他にも質の高い魅力的なタイトルがたくさん揃っています。
U-NEXT
U-NEXTの映像コンテンツ量は国内最大級で120,000本の取り揃え。画質は基本的にフルHDに対応しているのでBlu-ray品質。さらに一部4Kにも対応しています。
見放題とポイントが必要な作品の内訳は下の通り。
見放題 | ポイントが必要(レンタル制) |
80,000本 | 40,000本 |
U-NEXTに決めるとしたら、自分がどれくらい見放題作品で事足りるのか、どの位ポイントが必要になるのかを把握しておくとよいと思います。ちなみに毎月のポイントは、イオンシネマや109シネマズといった映画館でも使えるので、映画好きならやはりU-NEXTが有力候補です。
とにかく映画に強いU-NEXT
U-NEXTは他社に比べて映画に強く、今回リサーチした中でも映画の取り揃えはダントツ。しかし料金は若干高めの月額1,990円。そこから毎月1,200円分のポイントがチャージされ、これを課金が必要なコンテンツに当てることができます。レンタル制の映画の場合は、大体300〜400ポイント必要です。
Amazonプライムビデオ
Amazonプライムビデオは、Amazonのプライム会員が利用できるサービス。料金はAmazonプライム会員の中に含まれます。Amazonプライム会員の料金は月払いか年払いの違いのみ。
月間プラン | 年間プラン |
400円(税込) | 3,900円(税込) |
作品ラインナップも充実しており、課金が必要な作品があるものの、無料の作品もしっかりあるので満足感があります。
コスパで選ぶならプライムビデオが一番!
プライムビデオの特徴はなんと言っても料金。年間プランなら月325円になる計算です。しかもお急ぎ便が無料になったり、プライムミュージックも利用できます。Amazonを利用する人なら、他社に比べて参入ハードルが低いかなと思います。さらに30日間のお試し期間まであります。
dTV
NTT docomoとavexが運営しているdTV。もともとドコモの契約者だけが対象でしたが、現在は誰でも利用することができます。
料金は月額500円(税抜)とAmazonプライムビデオに次いで安く、31日間の無料お試し期間があります。
国内サービスなので日本人に馴染みやすい
国内作品のスピンオフなど、オリジナルコンテンツにも力が入っており、進撃の巨人のオリジナルドラマが話題になりました。こういう部分で日本人に馴染みがいいです。ただ「マイナーな作品が好き」という人には少し物足りないかもしれない。
Hulu
Huluはアメリカ発のサービス。月額933円(税抜)で見放題。Netflixと同じく追加料金は一切必要なし。>画質はほぼ全てHDに対応しているので、Netflixのスタンダードプランと迷うところ。
無料期間は他と比べると少し短い2週間です。
Huluはテレビに強い
Huluは国内人気番組の見逃し配信や、海外のテレビ放送でやっているドラマの取り揃えが充実。ちなみにNetflixはオリジナルコンテンツが強い。
映画の取り揃え比較 – 名作洋画
各社の映画の取り揃え比較をしてみました。すべて名作揃いです。
2018年7月調べ。※は視聴するのに追加課金またはポイントが必要です。
アマデウス
1984年のアカデミー作品賞を含む8部門受賞。モーツァルトこんな人だったんだーって勉強になるし、凡人としてはサリエリの嫉妬に共感しちゃう。映像も音楽どちらもVery Good!
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アメリカン・ビューティー
1999年のアカデミー作品賞。リアルなアメリカ社会が分かる。世間体のみで繋がるバラバラな家族。娘の同級生に恋するお父さんが主人公。青春を取り戻していく感覚も好き。
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アンタッチャブル
1987年アメリカ映画。禁酒法を舞台にした映画。当時のお祭りみたいな映画で、ケビン・コスナー、ロバート・デ・ニーロ、ショーン・コネリー、アンディ・ガルシアといった名優の演技が見どころ。ショーン・コネリー扮するアル・カポネが裏切り者をバッドで撲殺するシーンが好き。
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ビフォア・サンセット
2004年のアメリカ映画。1995年『恋人までの距離』(Before Sunrise)の続編で、さらに2013年『ビフォア・ミッドナイト』に続く全3部作。いい感じの2人がいい感じの会話をするおしゃれ映画。雰囲気が好き。
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ボディガード
1992年公開のアメリカ映画。サントラが4,400万枚売れて「世界一売れたサントラ」ということでギネス認定されてる。ケビン・コスナーがかっこいいのでボディガードになりたくなる映画。ナイフ練習しないと。
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エンゼル・ハート
1987年アメリカ映画。見終わった時の衝撃はたやすく色あせないと思う。ストーリーが進むうちに悪夢のような展開になる。日本でのキャッチコピーは「人間には、知ってはならないことがある」。
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L.A.コンフィデンシャル
1997年アメリカ映画。1950年代の腐敗したロス市警の話で、警察権力を使ってみんなやりたい放題。登場人物が多いしストーリーも少し難しいけど純粋にいい映画。ラッセル・クロウのハリウッド初出演作。キム・ベイシンガーが綺麗。
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ファイト・クラブ
1999年公開のアメリカ映画。デヴィッド・フィンチャー監督。男子で未見なら常識の幅を広げる意味でも見ておきたい。体制側に立たされる前なら何かしら感じるものがあると思う。
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フォレスト・ガンプ 一期一会
1994年のアメリカ映画。アメリカという国の歴史を知れば知るほど輝きを増す作品。人生を語るストーリーなので20代後半くらいじゃないと本質的にピンとこないかもしれない。サントラも素晴らしくて1,800万枚という大ヒットを記録。
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フラッシュダンス
1983年のアメリカ映画。当時の時代を感じられる。『ビバリーヒルズ・コップ』とか『トップガン』と似た空気感で、とにかく主役のアレックスがフレッシュ。ちゃんと今見てもカッコいい所が凄い。
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硫黄島からの手紙
2006年アメリカの戦争映画。クリント・イーストウッドの作品はハズレがないんだけど、日本人としてはやはりこれを見ておきたい。体裁より本質を追求する栗林忠道と周りの士官との軋轢が悲しい。二宮和也の演技もGOOD。
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ジャンヌ・ダルク
1999年リュック・ベッソン監督。ミラ・ジョボヴィッチがジャンヌを演じる。絶望的な状況で未来を切り開くということはいかなることか。この物語を知っていれば、いつか自分もジャンヌと同じような勇気を出せるかもしれない。
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地獄の黙示録
1979年コッポラ監督のベトナム戦争映画。上から理不尽な指示を受けることって多々あると思うけど、戦争はその極限状態で、自分の正義感の落とし所とか、組織には理不尽という潤滑油が必要な事とか、勉強になるかも。
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ケープ・フィアー
1991年スコセッシ監督の隠れた名作。いや別に隠れてないか。ロバート・デ・ニーロが弁護士に復習するべくストーカーになる話で、その執念は恐ろしく、もし社会的に力を持っても安易な正義感で動くべきではないなと思わされる。
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気狂いピエロ
1965年ゴダール監督。ヌーヴェルヴァーグを代表する作品。日常から抜け出して映画みたいに生きる2人。この2人はやり過ぎではあるのだけれど、そのチャンスは誰にでもあって、何を大切に生きるべきか。人生の舵は常に自分が握っていることを再認識できる映画。
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キリング・ミー・ソフトリー
2002年アメリカ映画。誰もが望む激しい恋。でもそんな恋は長く続かないのよね。。。って話。でもそれもやり方次第じゃない?ってのは置いといて、同棲してる彼とは現実的。新しい彼とは情熱的。そこを比べちゃうの、よく分かるし面白い。
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きみに読む物語
2004年のアメリカ映画。愛が全てを乗り越える映画。白鳥で埋め尽くされた湖でボートを漕ぐシーンが美しい。情熱が全てを動かすし、お金はその結果なんだけど、富裕層はお金ありきの価値観になるので、人生うまくいかないようにできてる。
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コーヒー&シガレッツ
2003年ジム・ジャームッシュ監督。11の短編からなるモノクロ映画で、なんでもない話の連続なんだけど、地味に登場人物の性格が見えてきて、カフェとかで人間観察してる気分になる。なんか軽い映画が見たいときに「あの話もう一回見よう」って思いだす。テスラコイルの話とかね。
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ミッドナイト・ラン
1988年アメリカ映画。主人公2人が繰り広げるドタバタのアクション・コメディ映画なんだけど、2人の人柄が熱い。特にデ・ニーロ演じるジャックの不器用さが、よくいるおじさんなんだけども愛らしい。デ・ニーロ自身「最も気に入っている作品」とコメントを残しているみたい。
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ミシマ ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ
日本では公開されなかった幻の映画。この映画のおかげで三島由紀夫に興味が湧いた。製作総指揮はコッポラとルーカス。監督は『タクシードライバー』のポール・シュレイダー。出演は緒形拳、沢田研二。超大作といっても過言ではないと思う。
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燃えよドラゴン
1973年のカンフー映画。ブルース・リーのカリスマを知るためにも見ておきたい。映画俳優ではなく武道家としてのスキのなさ、所作、肉体美などは演技では到達できない領域だし、そこから醸し出される只者じゃない感は必見。
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ムトゥ踊るマハラジャ
1995年のインド映画。もしインド映画を最初に見るならコレ。主演のラジニカーントがつまり本当に神様みたいな人でスーパースターなんです。金や名誉より精神性に重きを置くインド文化ならではの爽快なストーリー。「ハーハッハッハッハッ人生は芝居だ 大芝居だ」。
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ナチュラル・ボーン・キラーズ
1994年オリバー・ストーン監督。原案タランティーノ。生まれつきの人殺し。それが人殺しであったとしても、自分らしく生きてる人は輝いて見えるもの。狡猾で腹黒い社会の中、保身や人気に走る人々を横目に、純粋な衝動のみで暴れ回るミッキー&マロリーが痛快。
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パンズ・ラビリンス
2006年の映画。『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督。生きることは苦であると仏教では言うけれど、この物語の主人公オフェリアの境遇はまさにそれ。とことん救いがない。でも、二元論が支配する世の中だもの、あんな世界が待っているのなら夢がある。
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ピアニスト(ハネケ監督)
2001年ミヒャエル・ハネケ監督。人はどのように変態になっていくのか。偏見なく真摯にそれを映像化していくハネケ監督。ピアニストの主人公はウィーンの名門音楽院でピアノ教師として働く39歳のエリカ。母親と共依存状態の独身です。人の内面の奥深さよ。
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ラストエンペラー
1987年ベルナルド・ベルトルッチ監督。アカデミー賞9部門全て受賞。坂本龍一が役者として出演してるのも見所だし、日本人として初めてアカデミー作曲賞を受賞。どこからどうみても名作なので見るしかない。溥儀(ふぎ)の家庭教師役として登場する英国紳士ジョンストンが格好いい。
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ライフ・イズ・ビューティフル
1997年イタリア映画。主役のおじさんが監督ロベルト・ベニーニです。世の中全て捉え方次第であるという映画で、ホロコーストという極限状態でそれを貫く父親の強さが感動的。時として態度価値は死よりも尊い。
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レッド・オクトーバーを追え!
1990年のアメリカ映画。ショーン・コネリー扮するラミウス艦長の亡命劇。今見ても冷戦時代の空気感が感じられるし、艦長が亡命の理由として「時々小さな革命が起こるのはヘルシーな事だ」と語るが、自分でやってんじゃんという突っ込みは置いといて、自身の大胆な行動を俯瞰的に見ることで成し遂げるテクニックは使えるようになりたい。
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レオン
1994年リュック・ベッソン監督。この映画の中では麻薬取締局のスタンスフィールドが悪人で、殺し屋のレオンが人の痛みが分かる優しい性格なんだけど、世の中結構そんな感じに役割と中身が逆転する現象が多い気がする。なかなか肩書通りという訳にはいかないようだ。
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レザボア・ドッグズ
1992年タランティーノ監督。ここからタランティーノの伝説が始まる。次作の『パルプ・フィクション』ではブルース・ウィリスなどの大物俳優達がこぞってタランティーノ作品に出たがったそうだから、本作が当時のハリウッドに与えた衝撃は凄かったんだと思われる。
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ロード・オブ・ザ・リング
2001年公開。ピーター・ジャクソン監督。魔力が込められた指輪によって闇に引っ張られる主人公。昔は所詮ファンタジーと思ったけど、最近見直したら「現実にもあり得るぞ」と思えました。人の心は光と闇を慌ただしく漂うものだし、その引き金となるのは、物や空間だったりもする。
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セブン
1995年デヴィッド・フィンチャー監督。90年代は世紀末だからか鬱々した映画が多い。ノストラダムスの大予言とか2000年問題とか、何か悪いことが起きそうなムードがあった。近年はネットの普及により見なくて良いものも見えるので、世紀末よりギスギスしてる側面もある。
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戦争のはらわた
1977年サム・ペキンパー監督。主役のシュタイナーが理想の上司すぎる。シュタイナーのさらに上官のシュトランスキーは出世欲だけの人で、このシュトランスキーが部下をイエスマンに仕立てるシーンがあるんだけど、そーいう手段が地味に参考になる。防御手段として。
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シンドラーのリスト
1993年スピルバーグ監督。主役のシンドラーが完全にヒーローの映画だけど、現実は「彼はそんなに立派な人ではなかった」という奥さんのコメントがあり、「そんなの黙っておけばいいのに」と思ったんだけど、奥さんが真実だとすると、やっぱり言わなきゃ駄目か。
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スカーフェイス
1983年ブライアン・デ・パルマ監督。『ゴッドファーザー』と共にスカーフェイスのアル・パチーノも見ておきたい。脂ぎった野心に燃える男。けど女子供は殺せない。”The World is Yours”(世界はあなたのもの)は何かと勇気がもらえる言葉だと思う。
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トレインスポッティング
1996年ダニー・ボイル監督。やっぱりこの時代特有のダウナーな空気感がいいんだけど、全体を漂うおしゃれな雰囲気を出すために衣装は全てポール・スミスで統一されている。とどこかで読んだ気がする。ポスター今見ても格好いいし、やっぱりそういう所も大事だよね。
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ウォール街
1987年オリバー・ストーン監督。主役チャーリー・シーンの本当の父マーティン・シーンがそのまま父親役なので、2人の絡みは演技を感じさせない。エレベーター内で2人が口論になり父親の「お前は財布の大きさで人間を測るのか?」のシーンは熱い。
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女神の見えざる手
2016年ジョン・マッデン監督。主人公はインターステラーで「ユリイカ!」と叫んでいたジェシカ・チャステイン。ロビイスト頭良すぎてビビる。しかも信念で戦っているのが格好いい。でもハードすぎて私生活は壊れちゃうよね。
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映画の取り揃え比較 – 名作SF
アポロ13
1995年ロン・ハワード監督。実話なので勉強になるし、無重力シーンはCGではなく本物。乗組員の一人が宇宙酔いは大丈夫かと問われ「サイの尻肉だって食える」と答えるシーンがあるんだけど、こーいう地味なアメリカンジョークが記憶に残ったりする。
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バタフライ・エフェクト
2004年公開。純粋に面白いから人気の映画だけど、細かいシーンの演技がいちいち良い。主人公のルームメイトや刑務所の日本人といったサブキャラの存在感半端なくて、見るべき情報量が普通の映画の1.5倍くらいある。よく作り込まれてる。
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ブレードランナー
1982年リドリー・スコット監督。奇跡の作品。ヴァンゲリスの音楽に加え、絵画のように美しいシーンの連続で、テーマパークのアトラクションみたい。続編も面白いけど、この作品は超えられない。
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ディープ・インパクト
1998年アメリカ映画。世紀末隕石物は『アルマゲドン』の方がエンターテイメントしてるけど好きなのはこっち。宇宙船の船長ロバート・デュバルが熱いし、『ロード・オブ・ザ・リング』のイライジャ・ウッドも出演。
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エイリアン
1979年リドリー・スコット監督。『ブレードランナー』と共にSFを語るならマスト。もう40年前の作品なのに面白いんだから仕方ないよね。「ドクン、ドクン」って心音が巧みに使われてて刺激が強すぎ。
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インセプション
2010年ノーラン監督。見てる最中はもちろん釘付け。で、見終わってから疑問がフツフツと湧き出る。でもネットで調べてみると、意外と矛盾があったりして、シナリオとエンタメの落とし所が勉強になる。
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インターステラー
2014年ノーラン監督。「愛は地球を救う」。重力と感情は時間を超えるみたいです。知的でショートカットが似合うアン・ハサウェイと、妙にいい声のTARSとCASEが見たくなる。ハンス・ジマーのサントラも凄い。
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コンタクト
1997年ロバート・ゼメキス監督。科学者の主人公エリーは実証主義者なので、簡単に神を信じることができないんだけど、宇宙人のマシーンによって想像を超えた内向的な旅をすることで、地球上における物質的な現象が全てではないことを知る映画。
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ゼロ・グラビティ
2013年アメリカ映画。主人公ライアンが、針の穴を通すような生存確率に絶望するんだけど、これこそ自分が望んでいた体験だと逆境をバネにして再び生まれ変わる映画。逆境が続いた時「これこそ自分にふさわしい道だ」と笑い飛ばす参考になるかも。
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映画の取り揃え比較 – 名作ホラー
エクソシスト
1973年アメリカ映画。主人公のカラス神父は現代的なので最初は「悪霊なんていない」派なんだけど、悪魔の言葉に巧みに惑わされていく。一方、悪魔払いに長けたメリン神父は「悪魔の言葉は一切聞くな」と助言する。自分は大丈夫だと深淵を覗くより、一切無視した方がよい時もあるよね。
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バタリアン
日本の配給会社による邦題の素晴らしさに加え、オバンバやタールマンなど勝手にゾンビに名前をつけたのに、それが成功してる。これが原題『The Return of the Living Dead』だと、バタリアンの魅力は半減。日本人でよかった!
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ハイテンション
2003年フランス映画。昔のフランス映画って難解なのが多いけど、最近はグローバル化してるからか、こんなハリウッドみたいなホラーがあるんですね。90分でサクッと見れて、ちゃんとドキドキできて、素晴らしいエンターテイメント。
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ブレインデッド
1992年ピーター・ジャクソン監督。『ロード・オブ・ザ・リング』以前のジャクソン作品は『バッド・テイスト』も含めて、低予算なのに「これでもか!」という情熱が満載で、予算がなくても目の前の仕事を一生懸命していれば道が開けるという事が分かる。
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死霊のえじき
1985年ジョージ・A・ロメロ監督。『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』『ゾンビ』に続くゾンビ3部作の最終作。『ゾンビ』より世紀末の絶望感が増してるし、ローズ大尉の首が千切れる時の叫び声が喉から漏れる感じがいい。
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ネクロマンティック
1987年ドイツ映画。ユルグ・ブットゲライト監督。各国で上映禁止。製作国のドイツでは裁判所からネガ含む全ての素材破棄が命じられたらしい。そういうカルト映画はいかなる内容なのか、という意味で勉強になるかも。映画にはそういう側面があるもんね。
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映画の取り揃え比較 – スタンリー・キューブリック監督作品
大好きな映画監督の一人、キューブリックの作品です。
ロリータ
1962年公開。大学教授の主人公は未成年のロリータに恋をするが、ロリータはキルティというおじさんにぞっこんでしたという話。ロリータは主人公に「キルティは私達と違って天才なの」と言うが、キルティ演じるピーター・セラーズの演技は確かに天才的。
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博士の異常な愛情
1963年公開。主役のストレンジラヴ博士含むメインキャラクター3役をピーター・セラーズ一人が演じてる。あまりに見事なんだけど、あれはなんというか演技というかモノマネで、ピーター・セラーズは人のモノマネが滅茶苦茶うまい人。だからちょっと笑える。
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2001年宇宙の旅
1968年公開。スケールから何から色々凄すぎる映画。難解なストーリーで、おそらく解説なしで理解することは難しいので、見終わった後にじっくり調べる必要があると思うけど、その価値がある。キューブリックには本当に未来が見えるんじゃなかろうか。
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時計じかけのオレンジ
1971年公開。頭は良いのに不良のアレックスを社会的にどうすべきかという物語。70年代から見たモダンな雰囲気や、アレックス達が使っている流行り言葉によって、今見ると一体これはいつの時代なんだという浮遊感がある。
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バリー・リンドン
1975年公開。舞台は18世紀ヨーロッパ。ロウソクの光だけで撮影するなど当時の最先端の技術を駆使した結果、全シーンがまさに『絵画』のように見える作品。18世紀の戦闘が描かれてて、それが現代のようにゲリラ的ではなく紳士的に戦っているのが印象的。
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シャイニング
1980年公開のホラー映画。1シーンに132テイクかけたギネス記録はこの作品から。しかもそのシーンは最終的にカットされた。そのこだわりで全てのシーンが構成されていると思うと頭が下がる。
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フルメタル・ジャケット
1987年公開。テーマはベトナム戦争。ハートマン軍曹による海兵隊の教育シーンがユニークなので人気の作品。戦争映画には海兵隊マインドを扱った映画が多いんだけど、戦争という極限状態を乗り切るための考え方が満載で、とても参考になる。
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アイズワイドシャット
1999年公開。夫婦間の建前や嫉妬の話。パーティーでニコール・キッドマンがハンガリー人のサンドール・サボスという男に口説かれるシーンがあるんだけど、教養ある50代はあんな感じのアプローチするのかと面白い。お盛んですね。
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映画の取り揃え比較 – 名作邦画
愛のコリーダ
1976年公開。大島渚監督。簡単に言えばエロ映画なんだけど、芸術的なエロとはいかなるものか、という視点で見ても、やっぱりただのエロ映画じゃないかという気もしてくる。阿部定事件という実話を元にしているので衝撃的です。
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雨あがる
2000年公開。小泉堯史監督。黒澤明が脚本。日本の美しさが満載です。主人公は武士なんだけど、優しすぎて、どうにもうまく回らない。勝とうとする欲がないゆえにスキがない。そして最終的には「構えあって構えなし」を獲得する。
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駅STATION
1981年公開。降旗康男監督。映画の冒頭で、発車する汽車に乗ったいしだあゆみが敬礼するシーンがあるんだけど、彼女はそのシーンしか登場しないのに、日本アカデミー賞で優秀助演女優賞を受賞するくらい美しいシーンから始まる。高倉健と倍賞千恵子の出会いのシーンも好き。
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復讐するは我にあり
1979年公開。今村昌平監督。連続殺人の西口彰事件の映画化。西口は賢いのになぜ連続殺人を犯したかを掘り下げる。彼の父親はクリスチャンで素晴らしい人柄なのだが、彼は父親の事を神様ズラと罵る。結局その原動力は父親への反抗心だったのか。
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生きる
1952年公開。黒澤明監督。『羅生門』、『七人の侍』、『用心棒』、『乱』とかもう全部凄いんだけど、『生きる』はテーマが身近で、今も昔もお役所は変わらないねとか、そんな中で葛藤するのもまた繰り返されてきた事なんだよねとか、既に映画はこの時代に完成している事とかが分かる。
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仁義なき戦い
1973年公開。深作欣二監督。今は流行らないヤクザ物なんだけど、そういう時代があったということや、男として筋を通すってどういう価値観なのかとか知っておきたい。とりあえず見終わった後に広島弁が移っていればOK。「山守さん、弾はまだ残っとるがよ」。
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蒲田行進曲
1982年公開。深作欣二監督。熱くて優しくて楽しくて、映画のお祭りみたいで、「いい時代だったんだな」って思わせてくれる作品。大スターが絵に描いたように傍若無人に振る舞うのは、今の時代かっこいいとは思われない気もする。
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東京物語
1953年公開。小津安二郎監督。デザインの勉強をしてから小津作品の凄さに気づきました。『小早川家の秋』とか『秋刀魚の味』のシーンの構図も勉強になる。『半沢直樹』の最終回で大和田常務が観ていたのがこの映画。
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結局どれがいいの?
Netflixはこんな人におすすめ!
Netflixのオリジナルコンテンツが見たい人。スタートレックの新シリーズとかNetflixでしか見れないし、オリジナルコンテンツ強すぎです。
U-NEXTはこんな人におすすめ!
映画の取り揃えが群を抜いているので、映画好きならU-NEXT。フルHDなのでBlu-ray画質なのも嬉しい。ただ、料金は高めなのでレンタルと補完しあうのも手。
Amazonプライムビデオはこんな人におすすめ!
プライム会員になればプライムビデオ以外のメリットが多いし、料金も安い。資本力が違いすぎ。優等生すぎるサービス。
dTVはこんな人におすすめ!
dTVは海外作品より日本の作品をよく見る人におすすめ。国内のオリジナルコンテンツも魅力的。
Huluはこんな人におすすめ!
映画よりテレビ番組が好きな人におすすめのHulu。見逃したテレビ番組やドラマが揃っています。
さいごに
どのサービスにしようか、いくつか候補が絞れたら、まず無料体験をしてみると新たな情報を得ることができます。私もAmazonプライムの無料体験で動画配信サービスの便利さに気づきました。
実際に使ってみると、自分にとっての使い心地も分かってくると思うので、じっくり試すのがいいと思います。ちなみに私はAmazonプライムビデオとレンタルDVDを兼用して利用しています。