斜視の手術

昨日は斜視の手術のためブログがエントリーできず。手術後に更新する予定だったが、麻酔が切れてからの痛みが予想を上回り、更新どころの話ではなかった。

斜視が始まったのは二十歳前後からで、集中していないと左目が40度外に向かう間歇性外斜視(かんけつせい がいしゃし)で、斜視状態になると視界がダブっていた。しかし慣れているので、その時の左目の映像は無意識的にシャットアウトされ、とくに気になるという事はない。

しかし一旦集中してしまえばいいのだが、集中状態に入るまでのハードルが高くなっている気がして、直してしまうことにした。

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手術時間は30分ほど。手術は初めての体験だったので新鮮だった。局部麻酔のため、手術中にどんな光景が見えるのか。あとは自分の精神状態がどうなるかに興味が湧いた。

手術台に乗ってから心拍モニターなどのセンサーや点滴などの取り付けがほぼ同時に行われ、終わったかと思えば、すぐにイソジンのような紫色の液体で左目の洗浄。これが結構痛い。その後、イソジンが麻酔だったのか痛みはなくなり、目の上下に金属の器具が取り付けられたかと思うと、おそらく黒目の部分にすりガラスのようなコンタクトを載せられ、視界はぼやけて真っ白になる。

心拍モニターのピッピッという音がいかにも手術っぽい。自分が緊張したら反映されそうで落ち着かなくてはという気にさせられる。歯医者の1.5倍位いやな感じ。

いま筋肉を切った貼ったしているかな?という感じで感覚はあるが痛みはない。担当の先生と執刀している斜視の専門医2人の世間話を盗み聞きしていた。誰か共通の知り合いの出身大学とか、目の縫合方法がオリジナルだったようで、その独自の方法のメリットなどを話していた。デメリットを聞きたいところだった。

手術終了後、麻酔が切れてからの痛みは強くベットに横になるので精一杯。鎮痛剤なしで耐えられるかやってみたかったが、おそらく気絶する(経験上、比較的簡単に痛みで気絶する)。が、同じ手術をした人の話を今日聞いたところ、術後夜までまったく痛みはなかったとのこと。

私の場合、左の黒目の左右にある筋肉を片方ひっぱり片方緩める事で、目を中央に寄せる調整をしたのだが、目への負担を少しでも無くすために、両目の外側の筋肉だけで調整をすることが選択肢として存在した。彼はその方法を選んだらしく、それが痛みへの反映となったのかもしれない。

現時点では、違和感も手伝って左目の状態はよく分からないが、左目を支える筋肉のバランスが変わり、鼻側の筋肉が以前よりも強く左目を中央に引きつけているのを感じる。

常にピントが合った新しい世界に興味津々。

1週間後

手術から1週間経過。術後の回復は思ったより時間がかかるようで、この1週間は顔と頭を洗うのを禁じられ、3種類の目薬を点眼中。4日目から眼帯は取れたが左目の白目部分は真っ赤。遠くから見たら、すべて黒目に見えると思う。

昨日から徐々に充血が引いてきて縫合の糸が見えてきた。痛みはないが糸のせいかゴロゴロし、まだ左右両端へは動かしにくい。

肝心の斜視は見事に治った。眼帯をとった初日は若干焦点がずれていたが、微調整は人体が勝手にやってくれる。左目に力を入れなくても焦点があってくれる。今まで斜視の補正にかなり労力を使っていたことを実感。

まだ本調子とはいえないが、集中力アップに繋がればいいな。

20日後

ようやく抜糸。2週間目位から白目の充血は目の左右だけになっており痛みもなし。糸のせいで少し目がゴロゴロしていたが、それも今日で終わり。

少ししみる麻酔を目薬でさしてから抜糸する。4箇所縫ってあったようだ。3分くらいで終わり。今後も目薬は相変わらず1日4回。まだ2週間は続ける必要があるらしい。

目は、もう普通の状態に慣れてしまっており、集中力を持続させる労力が減っている。それでもぼーっとすると、また以前のように少しだけ左にそれる。長い間それに慣れていたからだろうか。ちょっと気をつけて補正しておかないと何年か後には再び元に戻る気もする。

ちなみにトータル費用は5万円ほどでした。もっと早くやればよかった。

 

 

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