先日、YouTubeで何気なく見た1987年のコーラのCMがとても刺さりました。なにが刺さったかというと、作り込みの凄さに驚きました。CMは1分43秒なんですが、お金かかってると思います。
たぶんテレビで流れていたら、ちょっと作業を止めて見てしまう。でも理由は分かんなくて、また作業に戻る。そんな適度な重さ。男女含め、あらゆる人が思い描くキラキラなシチュエーションをコーラと共に植えつけます。
まず音楽の没入感が凄くて、初っ端からグイグイ引き込まれます。
シーンによってターゲット層が違いますが、この鉄棒で回るシーンは男女関係なく、きっといい。
女性が水面から顔を出す。どんな顔かチェックしたくなるってもんよ。
男性なら当然、釘付け。
サイクリング。一瞬見せる表情に輝きがあります。
白い水着に青い空!男にとって夢のようなワンシーン。
女性がドキッとなるシチュエーションでしょうか。少女漫画でありそう。
個人的には、この水浴びのシーンが一番好き。
ドラマのような瞬間。笑顔が輝いています。
両手に花、俺はモテモテ。ひゃほー
ヨットハーバーをバイクで駆け抜けます。トップガンでもこんなシーンありました。
爽やか!スポーツ!コーラ!モテモテの俺!
サッカーボールを蹴ったら気持ちよさそうという女性心理。男にとっては当たり前なので掴みにくい感覚です。
鉄板ですが清潔感を感じる笑顔。
バイクでツーリングしちゃう系ウーマンの理想。
仕事仲間と青春してるんでしょうか。一歩間違えば浮きそうですが嫌味を感じません。
電話ボックスに時代を感じるものの、絵になってます。
なんとなく二枚目そうな男。そーいう人を見かけたらチェックしたくなりますね。
もったいぶらせた結果、次のシーンで顔が分かります。やっぱりいい男。
そのいい男がじゃがいもを剥いてくれるぞ!
このような綿密な計算によって、コーラは日常に溶け込んでいるんですね。たまに見ると少し元気になるCMです。