強力なアイデア出しツールである「マンダラート」のWEBアプリを当ブログで公開しました。
マンダラートはフリーソフトやiPhoneアプリなどでも公開されている人気の高い「アイデア出し」ツールです。今回公開したのはWEBアプリ版なので、このままスグに使うことが出来ます。
マンダラートとは?
マンダラートはアイデアを広げていくツールです。紙とペンだけで実現可能で方法も非常にシンプル。
紙に縦横の線を2本づつ引きマルペケの盤のように3×3のマスを書きます。次に真ん中のマスに考えたい事を記入し、周りの8マスにはそのアイデアを書き出します。ノートを使ったアイデア出しに比べ、8個のマスを埋める必要があるので強制力が生まれアイデアが出やすくなります。
8マスが埋まったら、その内の一つを次の紙の中心にすることで、マインドマップのようにアイデアを掘っていきます。
使い方の例
実際に当サイトのマンダラートを使い「マンダラートのロゴデザイン」を考えてみます。
- まずは中央に「マンダラートのロゴ」と入力し、周りにアイデアを入力していきます。細い事を考えずポンポンと。アイデアの選定は最後の作業なので気楽にいきます。
- マンダラートはアイデア出しのツールなので、最初に「アイデア出し」が思い浮かびました、次のマスには「ツール」と。次のマスに進むにはキーボードの「Tabキー」が使えるので覚えておくと楽です。ポンポンと「マス」「曼荼羅」「アート」と続き、ちょっと苦しくなってきましたが何とか埋めます。
- なんとなく「曼荼羅」がデザインに向いてそうだったので、曼荼羅で次の紙を作ります。曼荼羅の上にある「次の紙」ボタンを入力します。
- 「曼荼羅」が中央に入った紙が出現しました。先程と同じように周りにアイデアを入力していきます。「仏教」や「宗教」のような単語が並んでいきます。全て埋めてみましたが、いまいちピンと来ません。
- 最初の紙に戻り「アート」でアイデアを出してみます。「芸術」「写真」などが並んでいきます。「3D」が出現した時点で、何か立体っぽいロゴが良いような気がしてきました。一応、全てのマスを埋めます。忘れないように「3D」の右上にあるオレンジ色の丸をクリックし、チェックしておきます。
- 次に「マス」で新しい紙を作成。最初に「9マス」が思いつき、先ほどの3Dとの組合せに閃きを感じます。続きを入力していきますが途中で終了して、3Dと9マスを組み合わせたロゴにすることに決定しました。
- イラレとフォトショでロゴを作成して完成です。「9マス」と「3D」から作成しましたが、「9マス」と曼荼羅から出た「宇宙」や「無限」を組み合わせても面白いロゴになったと思います。この例で入力したマンダラートのサンプルはこちら。
用途は無限
例ではロゴデザインのアイデア出しを行いましたが用途は無限です。新しい企画や迷っていること、週末の予定など、実際にやってみると、脳が冴えていく感覚が実感できると思います。
考具で紹介されている「考えるためのツール」は、どれも役立つものばかりで、特に私のようなサービス立案やデザインを仕事としている者には大変助かります。
ぷらすぶろぐでは他にも「オズボーンのチェックリスト」や「カラーバス」、「5W1Hエディタ」などのアイデア出しの無料ツールを公開しています。お役立てください。